トスカニーイタリアワイン専門店 / カステルインヴィッラ

カステルインヴィッラ

「これ以上に伝統的で素晴らしいキャンティは他にない」

カステルインヴィッラはサンジョヴェーゼが持つ可能性を追求しています。モノセパージュで造られるキャンティは熟成によって本領を発揮し、「これ以上に伝統的で素晴らしいキャンティは他にない」と絶賛されています。

キャンティクラシコ最南部「カステルヌオーヴォベラルンガ」に位置する

ピエモンテと並びイタリアで最も重要なワイン産地であるトスカーナ州の南部に位置するシエーナ県を中心に広がるキャンティクラシコ地区は9つのゾーンに分かれています。その最南部にはキャンティの中で最も偉大な生産者の一人であるサンジュストアレンテンナーノから東にわずか10km、カステルヌオーヴォベラルンガのコミューン東部にカステルインヴィッラはワイナリーを構えています。

ピニャンテッリ夫妻が1967年に土地を購入

現オーナーであるプリンセスコラリアピニャンテッリと今は亡きプリンスファブリッツィオピニャンテッリが1967年に土地を購入したことからその歴史は始まります。現在44ヘクタールあるブドウ畑は全てがワイナリーの周辺にあり、標高240～380ｍにまたがる8つの区画に分かれています。

伝説的エノロゴジャコモタキス氏のアドバイスよるサンジョヴェーゼの可能性を追求

購入当時はカナイオーロやコロリーノといった補助品種が植えられていましたが、ピニャンテッリ夫婦にはサンジョヴェーゼという品種が持つ可能性への追求、モノセパージュでワインを造るという強いこだわりがあり、それに加えて親交の深かったスーパートスカン「サッシカイア」の産みの親として知られる伝説的エノロゴ、故ジャコモタキス氏からの助言によってこれらを植え替えることを決意しました。

ジャコモタキスが惚れ込んだ良質なブドウはスーパートスカン「ティニャネロ」ファーストヴィンテージに使用

サンジョヴェーゼから産まれる素晴らしい酒質は所有するブドウ畑が丘の頂上周辺にあり、そのほとんどが南向きという恵まれた条件があって初めて成り立つと言えます。彼らの造るワインに当初から惚れ込んでいたタキス氏は、カステルインヴィラのワインを樽で購入し、ティニャネロのファーストヴィンテージである1971年に使用して造ったほどであります。

コラリア女史

「サンジョヴェーゼは寝かせると本領発揮し始める」

プリンセスコラリアは「サンジョヴェーゼは力強いというよりはエレガントな品種。4年程寝かせると本領発揮し始める」と語るように、ノーマルのキャンティでもスラヴォニアオークの大樽で24ヶ月＋瓶熟6ヵ月と非常に伝統的でしっかりとした熟成をさせるのが特徴です。

「伝統的なスタイルのキャンティの並はずれた生産者」

IWCジャーナリストのイアン・ダガタは「これ以上に伝統的で素晴らしいキャンティは他にない」と大絶賛しており、『ワインアドヴォケイト』誌では「伝統的なスタイルのキャンティの並はずれた生産者で、リゼルヴァは優雅に数十年熟成する。」「イタリアの中で最も熟成ポテンシャルを秘めたワインの一つで 20～40 年楽しめる」と太鼓判を押しています。

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