トスカニーイタリアワイン専門店 / ヴィニェーティマッサ

ヴィニェーティマッサ

ヴィニェーティマッサは、ティモラッソを人気の品種に引き上げた、ティモラッソの父とも呼ばれるヴァルテルマッサのワイナリー。ヴァルテルはトルトーナ地区「モンレアーレ」の産まれで、祖父も健在で現役で「ティモラッソ」からワインを造っています。

昔はモンレアーレには60軒以上のカンティーナがあり、ワイン造りが行われていましたが、5軒まで減少してしまったことで、ヴァルテルはこの町を「ティモラッソ」で復興させようと、大量生産を中止し、当時は考えられなかった高品質「ティモラッソ」を造り始めます。

1987年からティモラッソの植樹を開始。その当時はティモラッソをボトリングしていた人は1人もいませんでした。全ての畑を6000本/haの密植に植え替え、収量制限を行い、繊細な香を活かす為にステンレスタンクで低温での低温発酵を採用します。

ヴァルテルは、品種特有のナッツ香、グレープフルーツ、ミネラル感は高い温度での発酵やマセラシオンによってマスキングされてしまう、と考えています。収穫後すぐに低温で2～3日だけマセラシオン。25度以下に管理しながら、長めの30日間発酵させることで品種個性が前面に出てくるのです。

畑は全て「モンレアーレ」に位置。標高は300～350m。仕立はグイヨですが、春の摘芯を行わず、ツルは自然に伸ばされます。ツルの先端を切るとツルの成長が止まり、果実に栄養が使われるようにするのと同時に果実の成長を同じタイミングにすることになるからです。畑内で微妙に成熟度が違うことが重要で自然。成熟度が綺麗に揃った葡萄からは単純なワインしかできない、と考えています。

12件の商品が見つかりました