名門バンフィがマレンマで造る秀逸なヴェルメンティーノ

名門バンフィがトスカーナ南部マレンマで造る秀逸なヴェルメンティーノ100%の白ワインです。凝縮感あるフルーツの香りにみずみずしい果実感、滑らかな口当たりのバランスのとれた白ワインです。

ここ数年トスカーナで最も成功を収めたヴェルメンティーノ

ペッテゴラはここ数年、イタリア国内でとても人気のある白ワインです。トスカーナの最も成功を収めたヴェルメンティーノと高く評価されています。ラ ペッテゴラとはトスカーナ沿岸に生息するシギ科の鳥「アカアシシギ」の意味で、伊語で「おしゃべりな人」という意味もあります。女性をイメージして造ったフェミニンな印象があり、ボトイメージにも他のワイナリーではあまり見られない明るいピンク色を取り入れています。

ステンレスタンクのみで醸造したブドウのイキイキとした味わい

畑はトスカーナ南部のマレンマにあり、岩の多い砂岩土壌です。醸造にはステンレスタンクのみを使用し、13～16日間温度管理されたステンレスタンクで醗酵させます。2016年10月にバンフィ社の北アジアエリアマネージャーのパオロ氏と試飲しました。「イキイキとしたブドウの味わいが際立っている香りの良い白ワインです。ここ数年でバンフィの主要な白ワインとなりつつあります。」と近年イタリア国内で大変な人気を誇るヴェンルメンティーノと教えて下さいました。

1978年創業、ブルネッロ ディ モンタルチーノを世界に広めた最大手「バンフィ」。創業者のイタリア系アメリカ人マリアーニ兄弟が、高品質なワインを生産する世界的規模のワイナリーを目指して誕生させました。ワインビジネスという概念が存在しなかった時代に、世界市場の開拓に成功。現在ではブルネッロ全体の約10％を生産するなど、モンタルチーノ随一の規模と品質を誇る造り手として君臨しています。モンタルチーノ以外にも、ボルゲリやキャンティ、ピエモンテでもワインを生産。モンタルチーノ内だけで2800ヘクタールの土地を所有しています。

土壌のタイプは58種類にのぼり、それぞれの土地に合ったブドウを栽培しています。最高のブルネッロを造るためにミラノ大学、ピサ大学と共同で最適のサンジョヴェーゼクローンを選出。設立以来、土壌や栽培方法の研究はもちろん、醸造方法の探求にも余念がなく、独自の発酵タンクの開発や樽材の選定にいたるまで改良を続け品質向上を続けています。近年は、象徴的な畑「ポッジョ アッレ ムーラ」を筆頭に、単一畑シリーズによって畑の個性を表現する「テロワール重視」のスタイルへと進化。また、これまで主流だった小樽から中樽、大樽醸造に移行し、エレガンスを追求する造りにも注力しています。