『ワイナート』101号で飲んでおくべきピノノワールとして選出されました！

2021年冬発売の『ワイナート』赤ワイン特集の飲んでおくべきワイン ピノノワール編でチリ代表として選出された「クロ デ フ」のピノ ノワール アレナリア。世界的地質学者ペドロパッラ氏が手がける究極のテロワールワインです。

「世界的地質学者ペドロパッラが手がけるワイナリーだけに、チリの冷涼産地のテロワールの本質がひしひしと伝わる。梅の甘露煮、赤スグリ、アセロラ、石灰の粉、ドライタイムの香り。テンションのある澄んだボディで、岩をなめているかのような鉱物感。甘やかな新鮮果実味の奥からピュアな酸がじんわりと湧き出し、繊細ななかに力強さが垣間見られる。端麗で、揺るぎない細い芯が中心に通う。」とコメントされています！

10000本/ヘクタールの高い植密度と冷涼な気候が生む美しい味わい

アコンカグア沿岸部の石灰質土壌の畑で、ビオディナミ、ビオロジックによって1ヘクタール当たり10000本の植密度で植えられたピノノワール。海に近く、冷涼な気候。収穫後、ステンレスタンクで発酵させ、フレンチオーク樽でマロラクティック発酵。その後、フレンチオーク樽（225リットル、新樽率33％）で24ヶ月間熟成させています。

高い酸と、鮮やかな赤系果実の風味があり、タンニンのストラクチャーを持つ、焦点の定まった美しい味わいの1本です。

世界的地質学者ペドロパッラ氏渾身のブランド

『良質なワインをうみ出すには”テロワール”を知らなければならない』とチリワインに初めて本当の意味でのテロワールの概念を持ち込み、数々のスーパープレミアムなチリワインを成功させてきた、世界が注目するテロワリスト、ペドロ・パッラ氏。クロ・デ・フは氏が究極を追い求めて、辿り着いた、自らが手掛ける渾身のブランドです。「クロ・デ・フ」とはクレージーな男達/垣根の意。人とはかけ離れた発想でうみだされる彼らのワインのコンセプトをユニークに表現しています。現在では、母国チリ以外にも、イタリア屈指の醸造家『アルベルト・アントニーニ氏』とタッグを組みアメリカ、イタリア（ポッジョトンド）、アルゼンチン（オルミガス）で、又フランス、アルメニア、ウルグアイでもコンサルタントを行っています。

設立メンバーの一人は、チリで最も評価される醸造家フランソワ マソック氏。ディジョン大学醸造学を学び、ワインビジネスの博士号も取得。ブルゴーニュで6年間ワイン造りを勉強し、ルシアンオモワンヌ、リジェベレール氏に弟子入りして修行。その後、チリに戻り多くのワイナリーのコンサルタントに携わりました。

唯一無二の地から、大地を反映するワイン

クロデフの目指すワインとは、「いつ飲んでも、岩・石を感じるテロワールを素直に表現した、これまでにはない究極のテロワールワイン」です。このようなワインを実現させるため、究極の土地を求めて長い年月をかけて、畑に相応しい土地を探してきました。クロデフの畑は、一般的な平地のブドウ畑とは異なり、岩の多い斜面に位置します。深く土を掘ると、必ず地層の深いところに小さい根を見つけることができます。パッラ氏いわく、「このような土壌から生まれるワインを口にすると、土地のキャラクターがおのずと現れる」とのこと。ワインに複雑味を不可欠ですが、醸造所内でそれを付けることは一切しません。なぜなら、パッラ氏は複雑味は畑の地層にある、「大地の下にある複雑な土壌の形成、岩の入り方、岩の種類とその形状等がワインの複雑味を左右する」、という考えを持っているからです。