偉大なブルネッロクローンBBS11で造るモレッリーノ ディ スカンサーノ

ビオンディサンティ家がスカンサーノに敬意を表して造るDOCGモレッリーノ ディ スカンサーノ。偉大なブルネッロクローンBBS11が95％、カベルネソーヴィニヨンが5％がブレンドされています。特長的なミクロクリマとガレストロの土壌から生み出されたエレガンスが表現されています。

果実味豊かでフレッシュかつ華やかな花の香り。持続するタンニンとしっかりした骨格に旨味を感じる味わい。ブドウを手摘みで収穫後、28～30℃のステンレスタンクで発酵。その後、トーストされていないトロンセ産のフレンチバリックにて8ヶ月熟成。肉のグリル、中程度の熟成チーズに最適です。

土地に敬意を表して造る高級モレッリーノ ディ スカンサーノ

2022年9月に、カステッロ ディ モンテポの7代目のタンクレディ ビオンディ サンティ氏にお話を聞きました。

「私たちが拠点を置くカステッロ ディ モンテポは、スカンサーノから車で5分ほどのところにあります。このワインは、この土地に敬意を表して造っているものです。素晴らしいテロワールを生むこのエリアを十分に表現できていると思います。サンジョヴェーゼグロッソ（BBS11）95％、カベルネソーヴィニヨン5％のブレンドで、12ヶ月間バリックにて熟成しています」

ブルネッロの名声を高めた立役者フランコ ビオンディ サンティの息子、ヤコポがマレンマに所有するワイナリー

ブルネッロの生みの親、フェルッチョ ビオンディ サンティを曾祖父に持つヤコポ ビオンディ サンティが当主のワイナリー。ヤコポは祖先のスピリットを受け継ぎながら、現代的なスタイルでワイン造りの新しい伝統に息を吹き込みました。トスカーナ州マレンマにあるモンテポ城の要塞を拠点として土着品だけでなく、国際品種を栽培し、テロワールと家族の歴史を表現したワイン造りをしています。

専門家も認める格悦したテロワール

ピサ大学やフィレンツェ大学の専門家達は「この土地こそが、ビオンディ サンティのワインが真に輝く場所である。」とカステッロ ディ モンテポのテロワールを高く評価しています。人的な介入は極力避け、生産本数は落ちますが天然の水源だけを使うことにより糖度が高く、卓越したアロマをたたえたブドウが育ちます。

テクノロジーと伝統を調和させる

ヤコポのワイン造りにおける哲学とは、環境とテロワールを守りそこで働く人の幸福に気遣うことです。その為にまず畑での仕事を最適化するためテクノロジーを導入しています。醸造所の外に設置した2台のマザーボードに7台ノコントロールユニットを繋げ気温、気圧、湿度、土壌や空気中の含有物のデータを収集、天候や風力、風向きを予想しています。