ラ ジュウヴァの当主マレザーニさんが『サッカーキング』のYouTube番組『CALCiO2020』に出演しました！

ヴェローナ北、標高350mの冷涼な丘陵地ヴァル スクアラントで造るアマローネ

従来のアマローネと一線を画す透明感、エレガントさが光る逸品

「地元で造ることに意味があります」と話す「ラ ジュウヴァ」の当主マレザーニ氏の地元、ヴェローナの丘陵地ヴァル スクアラントで造る優美なアマローネ デッラ ヴァルポリチェッラです。力強さと繊細さを兼ね備えた複雑なアロマと、ブルーベリーやチョコレート、熟した果実。口に入れた瞬間、その美しさとエレガントさに圧倒される味わいです。

ガヴィの優良生産者ヴィッラスパリーナが「すごいアマローネがある」と紹介

「ラ ジュウヴァ」は、ヴェローナの北、標高350mの冷涼な丘陵地ヴァル スクアラントに畑を所有しています。このエリアは自然に囲まれ、周囲には生産者や畑がほとんど存在しません。自然豊かで生物多様性に優れたテロワールから生まれるワインは、ヴァルポリチェッラの中でも一線を画すエレガントさがあります。前2016ヴィンテージは『デカンター ワールド ワイン アワーズ2021』プラチナ受賞＆97点を獲得し、ガヴィの優良生産者ヴィッラスパリーナから「すごいアマローネがある」と紹介されるほどの逸品。2017ヴィンテージは『ジェームズサックリング』で93点を獲得しています。

冷涼な丘陵地で育った個性的なコルヴィーナで造るエレガントアマローネ

2022年3月に「ラ ジュウヴァ」のオーナー、アルベルト マレザーニ氏にお話を伺いました。

「アマローネはリエントロと同じセパージュで、コルヴィーナ50％、コルヴィノーネ20％、ロンディネッラ25％、オセレータ／クロアティーナ5％です。アンフォラは使用せず、全て新樽を用いてバリック90％、大樽10％で熟成しています。冷涼な丘陵地で育ったブドウを使用しているので、当然平地で造られたアマローネとは異なります。この土地のワインだと感じてもらうことが一番重要だと思っているので、テロワールを引き出すことに注力しています。

アパッシメントについてですが、一般的に機械を用いて閉じられた部屋で行われることが多いです。しかし、私たちは自然の風が通る外気で行う伝統的な手法でアパッシメントを行っています。近くの谷の空気の流れを研究し、カンティーナを建設する際に空気が自然と入るようにこしらえました」

2022年3月にアマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ2017ヴィンテージを試飲しました。ガーネット寄りのルビー色。イル リエントロに力強さ、スパイシーさ、果実の凝縮感が加えられた印象。それでいて果実の透明感があり、美しさを感じます。香り同様の味わいが広がり、優れたバランスがあります。フレッシュな酸とスパイスの風味が余韻として長く続きます。

厳選ブドウを乾燥させて12月に醸造を開始し、伝統に則った形で造られます。冬場の冷たい自然の気温でマセラシオンを行った後、24度に温度コントロールがされ、長い時間をかけてアルコール発酵。更にバトナージュしながら約20日間置くことにより、ブドウの持つ特性を十二分に引き出します。エーテル香を伴う複雑な香りで、マラスカチェリーを思わせるアロマティックな芳香と、熟した果実を感じる風味が特徴です。

オーナーのアルベルト・マレザーニさんは1999年パルマFCの監督として、UEFAカップ優勝に導いた人物。ワイナリー名のGIUVAは２人の娘、ＶａｌｅｎｔｉｎａとＧｉｕｌｉａからつけられました。AMARONEにはAMARE（＝愛する）という言葉が含まれています。このワインを語るとき、造る人間も味わう人間も、AMARE以上の言葉が浮かぶだろうか、という思いが込められています。

当主のマレザーニさんが日本の大手サッカーメディア『サッカーキング』さんのYouTube番組に出演！

2022年3月に突撃インタビューをさせていただいた「ラ ジュウヴァ」のオーナー、アルベルト マレザーニさんが、日本最大級のサッカーメディア『サッカーキング』さんのYouTube番組に出演しています！　しかも、イタリアサッカーファンで知らない人はいない大人気コンテンツ『CALCiO2020』です！　実はトスカニースタッフ（岡村）も収録現場に立ち会わせていただいております！　2022年6月17日（金）21時アップ予定です！

そのYouTube動画は、イタリアサッカーに造詣の深い伊東聡志氏によるトークインタビューという形で収録され、マレザーニさんのキャリアやサッカーについて、そして自身のワインについて語る内容となっています！　常に全力投球のマレザーニさんはどんな質問にもノンストップトークでお答えしていて、通訳の方が「ちょっと一旦待ってください」と止めるまで話し続けるというシーンが何度かありました（笑）。マレザーニさんの情熱的で実直な人間性がバシバシ伝わってきました。そして、MCの伊東さんがお酒を飲めない体質だと明かすと、マレザーニさんが「この世で唯一間違っていることはお酒を飲めないことです（笑）」と返して現場は大爆笑。終始、笑顔に溢れる収録となりました！

アマローネの2016年が『デカンター ワールド ワイン アワーズ2021』でプラチナ受賞＆97点を獲得したことに触れると、MCの伊東さんは「つまり、スクデット（優勝）を勝ち取ったんですね！」と反応。すると、マレザーニさんは即座に「そうなんです！一方で2017年はスクデットは取れなかったけど、チャンピオンズリーグのグループリーグを勝ち抜いたくらいの出来ではあります！」と満足気に話されていたシーンが印象的でした。

また、インタビューが終わった後に「サッカー界へのリエントロ（復帰、戻ること）を期待しています」という通訳さんからの言葉に、「それは絶対にないですよ。ヴィーノ、ヴィーノ」と笑いながら話されていたことも印象的でした。その姿に、マレザーニさんの「自分はワインの人間だ」という情熱や確固たる意志を感じることができました。

サッカー界ではUEFA杯、イタリア杯、スーペルコッパで優勝、ワイン界では『デカンター』プラチナ受賞＆97点を獲得したマレザーニさん。そんな稀有で輝かしい実績を持ちながら、“日本メディアによる”彼のインタビュー動画は見たことがありません。今回の『サッカーキング』さんの動画は、とても貴重だと思います！

動画内では、マレザーニさんが辿ってきた軌跡やラ ジュウヴァのワインが紹介されています。ぜひご視聴ください！

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