イタリア国内外のワインガイドで毎年高い評価を受け、『ジェームズ サックリング』では100点満点を獲得する実績を誇るブルネッロの造り手「チャッチ ピッコロミニ ダラゴナ」を味わう赤3本セットです！

チャッチ ピッコロミニ ダラゴナは、モンタルチーノ南東部カステルヌオーヴォ デッラバテで伝統的な大樽熟成醸造による高貴なエレガンスに満ちたワインを造るワイナリー。ブドウを一粒一粒、手で厳選し醸されるブルネッロの豊かな果実香、テロワールを反映した調和のとれた味わいは胸に染み入るような清らかさと優しさに包まれています。

このセットでは、ワイナリーの顔とも言えるスタンダードのブルネッロ ディ モンタルチーノ、国際品種ブレンドで造るサンタンティモ ロッソ、サンジョヴェーゼと国際品種ブレンドによるロッソ トスカーナのタイプの異なる3種類の赤をお楽しみ頂けます！

まずはチャッチ ピッコロミニ ダラゴナの中で最も生産本数が多く、ワイナリーを代表するワイン「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」。様々な個性を持つ区画のサンジョヴェーゼをアッサンブラージュして造る、高品質なスタンダード ブルネッロで、旨味と酸味がしっかりと感じられ、程よくとけこんだタンニンとともに素晴らしいバランスを持つブルネッロです。

カベルネ ソーヴィニョンとメルローのブレンドで造る「サンタンティモ ロッソ アテオ」。エレガンスとミネラル、軽やかさのある、モンタルチーノのテロワールをしっかりと感じるワインです。

そして優れたコストパフォーマンスで人気の「ロッソ トスカーナ」。サンジョヴェーゼに国際品種をブレンドし、木樽を使わずに醸造。フルーティでサンジョヴェーゼのフレッシュさを感じられる、ボジョレーのような軽快さがあり、エントリーワインとして親しみやすく、最初に手に取ってもらうのに最適なワインです。

モンタルチーノ南部を代表するチャッチ ピッコロミニ ダラゴナの世界を楽しめる、個性の異なる3本です。ぜひご堪能ください！

オススメPOINT

●モンタルチーノ南部を代表するブルネッロ ディ モンタルチーノの造り手「チャッチ ピッコロミニ ダラゴナ」赤3本セット

●様々な個性を持つ区画のサンジョヴェーゼをアッサンブラージュして造る、高品質なスタンダード ブルネッロ！

●国際品種ブレンドによるエレガントで軽やかな「サンタンティモ ロッソ」、優れたコストパフォーマンスで人気の「ロッソ トスカーナ」

セット内容

ブルネッロ ディ モンタルチーノ

チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナの歴史は古く、起源は17世紀に遡る。1985年にはジュゼッペ・ビアンキーニ(現オーナー一族)に引き継がれ、一気に品質志向を強めていくこととなる。セラーは改築され最新鋭の設備が整い、醸造責任者にはロベルト・チプレッソを起用した。この改革後数年で最高の評価を得て、一気に人気ワイナリーの仲間入りを果たした。畑では有機栽培が実践され防虫剤、防カビ剤は勿論、除草剤も使用しない。(一部ボルドー液、銅、硫黄化合物は使用する)収量も厳しく制限され法定基準の3/4まで抑えられている。

品種：サンジョヴェーゼ グロッソ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

サンタンティモ ロッソ アテオ

「アテオ」のファーストヴィンテージは1989年。カベルネソーヴィニョンとメルローもブレンドです。チャッチ ピッコロミニ ダラゴナはモンタルチーノエリアで初めて国際品種を植えた生産者です。伝統を重んじクラシックなサンジョヴェーゼを造っていますが、それと同時に国際品種も昔から造っています。「サンジョヴェーゼという「神」には触れないから、新しい試みをしますよ」という意味で「アテオ」には「無神論者」という意味あります。

品種：カベルネ ソーヴィニョン、メルロー

産地：トスカーナ

タイプ：赤

ロッソ トスカーナ

トスカーナ ロッソはブルネッロと同じ畑のブドウを使用したワインで、カンティーナで粒毎にセレクションした時の第3のサンジョヴェーゼ主体で造られたワイン。優しく包み込むような素晴らしい味わいがあり、この価格とは思えない品の良さとがありイタリアンレストラン等で丁寧に注がれる高級グラスワインと何ら遜色ない出来映え。ブドウを一粒一粒セレクションして造られるワインは下位キュヴェであっても見事なこだわりが貫かれています。ワインのコンセプトは「毎日飲むワイン、多くの料理に合わせるワイン」「デリケートだけれどもフルーツ感も楽しめるワイン」

品種：サンジョヴェーゼ グロッソ、カベルネ ソーヴィニヨン、メルロー

産地：トスカーナ

タイプ：赤

17世紀にさかのぼる、修道院の宮殿だった土地

チャッチ ピッコロミニの最も古い所有地は、17世紀にさかのぼる由緒ある土地です。もとは、サンタンティモ大修道院の院長であったモンタルチーノの司教によって建てられた宮殿の一部でした。この宮殿は複数の売却がなされ、最終的にはピウス2世法王の直系子孫アルベルト・ピッコロミニ・ダラゴナ伯爵と、エルバ・チャッチの結婚により、「パラッツォ・チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ」として知られるようになりました。

1985年、ジュゼッペ・ビアンキーニ氏が資産を継承

1985年、宮殿や土地といった資産は現オーナー一族であるジュゼッペ・ビアンキーニ氏に引き継がれました。ジュゼッペ氏は農場を統括する本社を設立。伝統と文化を大切に守り続けました。ワインを心から愛したジュゼッペ氏は2004年2月に逝去しましたが、彼の意志は二人の子ども、パオロ氏とルチア氏に受け継がれ、現在は二人がワイナリーを率いています。

ブルネッロ ディ モンタルチーノDOCGで存在感を放つ生産者

数多くの名門がひしめくブルネッロ ディ モンタルチーノDOCGの中でも、その独自の味わいと完成度で際立つのがチャッチ ピッコロミニ ダラゴナです。畑が位置するのはモンタルチーノ南東部のカステルヌオーヴォ デッラヴァーテ。1985年以降、品質重視の姿勢を一気に強化。セラーを改築し、最新設備を導入。この改革から数年でワイナリーは高い評価を獲得し、瞬く間にブルネッロを代表する人気生産者のひとつとなりました。

鉄分とマグネシウムが豊富な、特異なテロワール

ガレストロ土壌が主流のモンタルチーノにあって、この地の土壌は白いガレストロに赤い粘土質が混ざり、鉄分とマグネシウムの含有量が周囲より格段に高いという、非常にユニークな特徴を持っています。この特殊な土壌こそが、チャッチ ピッコロミニ ダラゴナの個性を形づくる要素です。標高は240～360mで、オルチャ川の影響により日中は陽光が強く、夜は冷え込むという理想的な微気候が形成されています。