「誰にとっても好ましい味わいが大切」「抜栓してすぐに楽しめ、熟成もできるワイン」。世界各国で高い評価を受けるロベルトサロットのフィロソフィーが詰まった渾身のトップキュヴェ3本セットです！

ロベルト サロットはピエモンテではこれまで採用した人がほとんどいなかったアパッシメント（陰干し）をバローロとバルバレスコにいち早く取り入れた造り手。アパッシメントによってネッビオーロの粗く強いタンニンに丸みがでて、すぐに飲んでも美味しく、かつ長期熟成のポテンシャルも持ち合わせています。ロベルト サロットのこの独自のスタイルは多くの支持を集めています！

アパッシメントを取り入れたきっかけは祖父への思い。ロベルトサロットが醸造家になりたての頃に造ったワインについて「こんなワインは固すぎて飲めない。年寄りの自分は飲み頃になるまで待てないよ」と祖父に言われたことで、「祖父にも楽しんでもらえる、できてすぐに飲み頃になり、熟成もできるワイン」造りを目指したのです。そしてたどり着いた答えがアパッシメント！

その真価が発揮されているのがこの最上級ヴェの3本！まず「ランゲ ロッソ エンリコ プリモ」！カベルネソーヴィニョンとネッビオーロのブレンドで、いずれもアパッシメントのブドウを使用。バリックで18ヶ月間熟成させた重厚感のあるフルボディ！

そして「バルバレスコ ガイア プリンチペ」と「バローロ アウダチェ」。いずれもアパッシメントを行ったネッビオーロから造られ、複雑で魅惑的な香りと、風味豊かな柔らかな味わいが楽しめます！

伝統と革新を共存させ、自分が造ったワインでみんなに喜んでもらうことを第一に考え、飲み心地の良さを実現したロベルト サロットの最上級キュヴェ3本をぜひお楽しみください。

オススメPOINT

●バローロ、バルバレスコにアパッシメントを取り入れた唯一無二の造り手ロベルト サロット最上級キュヴェを味わう3本セット！

●カベルネソーヴィニョンとネッビオーロのブレンド！リッチ＆フルボディ「ランゲ ロッソ エンリコ プリモ」

●アパッシメントによる風味豊かな味わい！クリュバルバレスコ「ガイア プリンチペ」、「バローロ アウダチェ」

セット内容

ランゲ ロッソ エンリコ プリモ

造り手のロベルト　サロットの長男、エンリコの誕生を記念して1993年から造られている特別なワインです。2016年ヴィンテージから5年連続『ルカマローニ』で99点を獲得しています。優れたヴィンテージにのみ、数量限定で生産されます。非常にしっかりとした骨格があり、長期熟成に耐えるパワーを備えています。

品種：カベルネ　ソーヴィニヨン、ネッビオーロ

産地：ピエモンテ

タイプ：赤

バルバレスコ ガイア プリンチペ

ガイア プリンチペは、ネイヴェ村の丘の上にある単一畑。葡萄は100％アパッシメントさせています。アパッシメントの比率は年ごとに少しずつ増やしてきました。スミレを思わせる優雅な香り、さらにフルーティな中に樽からのバニラ香も心地良く、フルボディでドライ、滑らかな風味で、モダンな仕上がりです。

品種：ネッビオーロ

産地：ピエモンテ

タイプ：赤

バローロ アウダチェ

セレクションした葡萄を使い、大樽で熟成させたワイン。アウダチェは、「勇敢」という意味で、アパッシメントした葡萄を使うというリスキーな方法で作っていることに因んでいます。複雑で魅惑的な香り。豊かで柔らかな味わい。熟成させることも出来ますが、今すぐにでも楽しめるワインです。

品種：ネッビオーロ

産地：ピエモンテ

タイプ：赤

サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペがネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後、現当主のロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っており、自家栽培の葡萄は1991年からすべて自身のところで醸造するようになりました。同じ年に、バローロに20haの畑を購入し、生産をスタート。

ロベルトはワインスクールを卒業後、父を手伝ってきましたがその後、ピエモンテにある年間の生産量が6,500万本にもなる大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。現在では、それらの職は辞し、親しい6名のメンバーと共同経営で運営する醸造所のワインメーカーとして、また、彼自身の畑をバローロやバルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。

また、ロベルトはワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。最優先に注意を払うのは葡萄畑です。なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。所有する畑は50ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものがゼロにしていければと考えています。

質の高い、１本１本に情熱を注ぐワイン造りを行っており、年々その評価を高めています。