ピエモンテを代表する偉大な自然派の造り手トリンケーロ。バルベーラ種を使ったワイン「ヴィーニャ デル ノーチェ」のボトリングしきれなかった複数VTをブレンドした”ロッソ デル ノーチェ4”です。2012を30％、2015を40％、2016を30％ をブレンドしています。このシリーズで最もむっちりしたボディで、果実味が爆裂しています！

伝統を堅持したワイン造り

ピエモンテのアスティ地区にあるトリンケーロはバルベーラダスティの最良の生産地のひとつであるこの土地で、伝統を堅持したワイン造りを行っています。現当主エツィオが3代目に当たる、ピエモンテを代表する自然派の造り手です。当初から自然環境の最大限の配慮を払った農業を心がけ、セラーでも人為的関与を極力避けたワイン造りを理想としてきました。

今までの中で、最もむっちりした体躯で、果実味も爆裂

今回4は、今までリリースされたものの中でも、最もむっちりした体躯（たいく）で、果実味も爆裂しています！2012は、VDN 2012を飲んでもらえればお分かりいただける通り、凛とした佇まいのあるワインなので今回のIVは、2015と2016の、恐らくですが特に2015の影響を強く受けているのかと…。ノンヴィンテージのワインは、イタリア＆その他諸外国でも見向きもされないようで、お得意の“全量買うから安くして！”リクエストをしたところ、破格の条件が出ましたっ！トレ（III）との個性＆価格の差がしっかりあるので、併売することにしました。アダルトな雰囲気を味わいたいのならトレ（III）、若さ溢れるわがままボディを堪能したいのならクアットロ（IV）で！（インポーターのヴィナイオータ社コメントより）

アスティ地区、アリアーノ テルメにあるトリンケーロ家は、1925年よりブドウ栽培とワイン生産を開始。そして1952年、この県で最も早く、ブドウ栽培農家による自家瓶詰を行うための登記をした造り手です。バルベーラダスティの最良の生産地のひとつであるこの土地から、あくまでも伝統を堅持したワインを造り、樹齢15年以下のブドウからできるワインは自家瓶詰にせず、桶売りにしてしまうという徹底したこだわりを持っています。

トリンケーロを代表するワインのひとつ「ヴィーニャデルノーチェ」は1929年に植えられた樹齢80年を超えるバルベーラのある、同じ名前の畑のブドウから造るワイン。樹齢の高い樹から厳格な収量制限をし、長いマセレーション期間、一切の温度管理をせず、スロヴェニア産の樫の大樽で2年以上の熟成をさせます。酸化防止剤も醸造時には一切添加せず、ボトリング時に少量使用するのみ。突出して熟成にこだわる造り手で、「ブドウ由来の香りには興味がない。ワインの香りを大事にしたい。つまりそれは熟成の香りなんだ。」という熱い想いをワインに込めた、素晴らしい造り手です。