フリウリ平原で最もブドウ栽培に良いとされている歴史的な銘醸地ゴリツィアに位置する"ヴェルソ"の「ロッソ スクロピット」です。樹齢約30年のスキオペッティーノ（フリウリ ヴェネツィア ジュリアの土着品種）50%、ピノ ネロ50%を使用。セメントタンクで発酵と熟成を実施。果帽をモスト内に沈める「カッペッロ ソンメルソ」と呼ばれる浸漬方法を行っています。白コショウなどのスパイス、森の果実、チェリーなどの香り。リコリス、バルサミコなどの誘惑的なニュアンスも。明るい赤果実の風味で、繊細でスパイシーな味わいに仕上がっています。

"スクロピット"は小さいアスパラのような葉を持つ多年草

"ヴェルソ"のワインラベルにはこの土地に生息する動物を描き、その動物をイメージしたフリウリ方言を名付けています。ワイン名"スクロピット（Sclopit）"は小さいアスパラのような葉を持つ多年草です。スキオペッティーノ種の語源と言われています。赤いキツネはペアで行動することが多いことから、ブドウをブレンドしているこのワインに付けられました。

「カペッロ ソンメルソ」と呼ばれる浸漬技法を実施

畑はゴリツィアに位置する、粘土質の土壌。樹齢約30年のスキオペッティーノ 50%とピノ ネロ 50%を使用。ブドウを10月中旬に収穫。セメントタンクで天然酵母のみで発酵。発酵時には「カペッロ ソンメルソ」と呼ばれる浸漬技法を行っています。果帽を崩さず、モスト内に沈め液面に浮き上がらなくすることにより、アントシアニン、ポリフェノール、タンニンを抽出します。その後、セメントタンクにて澱と一緒に6ヶ月の熟成を行っています。

繊細でスパイシーな味わいの赤ワイン

白コショウなどのスパイス、森の果実、チェリーなどの香り。リコリス、バルサミコなどの魅惑的なニュアンス。明るい赤果実の風味の、繊細でスパイシーな味わいの赤ワインに仕上がっています！

ヴェルソはフリウリ平原で最も良いとされているゴリツィアエリアの１つに位置しています。その土地の歴史と自然を守るために、イ クリヴィ社の「マリオ ザヌッソ」氏監修の元に生まれました。その高品質のブドウ栽培で歴史的に認められています。そのテロワールの特徴と近くのアドリア海の影響でこの地域は素晴らしい地場品種と国際品種に命を吹き込む事が出来ました。

ヴェルソは「方向」という意味で、空、土壌にブドウの木向かっているイメージを表現しています。サスティナブルな生産に特化しており、あえて機械で収穫することにより夜の作業が可能になったことでブドウを冷やすためのエネルギーを節約することや、ビンも通常ボトルよりも20％軽いものを利用し、1パレットあたりで100kg軽量化、輸送にかかるエネルギーの節約なと品質そして環境に配慮したワイン造りを行っています。