高品質で上品なワインの生産に理想的な場所に畑を持つテヌータ ボン テンポが、その中でも最も古いP.56という畑のブドウで造る、高品質かつユニークなテロワールを忠実に表現したブルネッロです。2015年は『ジェームズサックリング』で95点、『ワインエンスージアスト』で91点を獲得しています！

フレンチオークで40ヶ月熟成

手摘みで樹木1本あたり最高1kgまで収量制限。温度管理したステンレスタンクで野生酵母にて発酵後4週間マセレーション。500Lのフレンチオーク(新樽35%)で40ヶ月熟成。更に6ヶ月瓶熟。ドライチェリーやブラックカラントに加えドライプラムのアロマ。スパイスやたばこ、甘草の香りと味わいが口中に広がります。

ボン テンポの名前の由来

社名であるボン テンポはイタリア語で「良い時間」を意味し、穏やかで静かな美しい渓谷で過ごす心地良い時間を表しています。ワイン名のP.56という名前は、海抜350メートルにある最も古い単一畑の区画番号にちなんで名付けられました。

ワインガイド評価

『ジェームズサックリング』95点（2015ヴィンテージ）

ブラックチェリー、プラム、砕石のニュアンスを持つ、熟した魅惑的な果実のアロマ。ほのかなスモークもある。フルボディでジューシー、力強くクリーミーなタンニンと風味豊かな長い余韻。ストラクチャーがある。開くのに3、4年必要。2024年以降に試してみよう。（2020年11月）

テヌータ・ボン・テンポ・エステートはイタリア、モンタルチーノから遠く南、ワイン造りが盛んなカステルヌオヴォ・デラバテの近くに位置する全部で２６ヘクタールの小さなワイナリーです。

１９９０年初頭に特に優れた１２ヘクタールの畑をブドウ畑に選びぬき、オウナーペル ランディン氏が熟成庫や醸造設備に充分な投資をし、アルベルト・マッチェッティ氏のアドバイスと、エノロゴアッティリオ・パーリ氏、ステファノ・バルトロメイ氏の指導を受けてワイン造りをしています。

少ない降雨量、常に吹く風、痩せた土地はワイン造りには最適の土地で、南にあるアミアタ山、北にあるモンタルチーノの丘という地形の影響によるものでもあります。

２６ヘクタールの土地の内の１２ヘクタールがブドウ畑、そのうちの５ヘクタールでブルネッロ・ディ・モンタルチーノのブドウを栽培しており、南東に面した３５０メートルの標高にいちする畑となっています。

ブドウはサンジョベーゼグロッソだけを栽培しており、ロッソディモンタルチーノとブルネッロディモンタルチーノがこのワイナリーで造るすべてのワインとなっています。

社名である“Buon Tempo”はイタリア語で“良い時間”を意味し、穏やかで静かな美しいヴァレーで過ごす心地良い時間を表しています。高品質かつ、モンタルチーノ地方のユニークなテロワールを忠実に表現するワインを造ることを約束しています。