トスカーナの歴史的名門、バローネ リカーゾリの上級赤「カステッロ ディ ブローリオ」「コッレディラ」「カザルフェッロ」3本を味わう贅沢な飲み比べセットです！

バローネ リカーゾリの創業はなんと1141年！現当主フランチェスコリカーゾリ男爵は32代目にあたり、現在のバローネリカーゾリをトスカーナトップクラスへと高めていった凄い人物です。そして先祖の一人がかの有名なベッティーノリカーゾリ。彼はイタリア王国の首相を務め、政界を引退した後でワイン研究に没頭し、現在のキンティのブレンド比率を確立させました。今の私達が飲んでいるキャンティの原点は、すべてリカーゾリ家につながっている、というわけなんです！

キャンティクラシコ地区で最大の面積を所有するバローネ リカーゾリが、様々な畑の最高のサンジョヴェーゼをブレンドして造るのがトップキュヴェ「カステッロ ディ ブローリオ」。“ブローリオの偉大なワインを造りたい”という、文字通りリカーゾリを代表するワインです！イタリア国内外のワイン評価誌で高得点を獲得する、キャンティクラシコのまさに最高峰！

1993年から取り組んだ土壌研究をもとにスタートしたクリュプロジェクトの結晶が、単一畑サンジョヴェーゼのの「コッレディラ」。他の畑とは異なる、はっきりとした個をもつ特別なキャンティクラシコです。1584年に描かれたリカーゾリ家の家系図の背景をラベルデザインに使用。リカーゾリ家が所有する広大な領地の様子がよくかる、歴史的名門ならではのワインです！

そして、クリュプロジェクトから生まれたもうひとつのクリュワインがメルロー100％ワインとして生まれ変わった「カザルフェッロ」。あえてメルローという表示はせず、あまでもキャンティクラシコエリアのテロワールが生んだワインだと言う強い思いが表現された偉大なワインです！

キャンティの礎を築き、さらに進化発展を続けるバローネリカーゾリの上級赤3本！ぜひご堪能ください！

オススメPOINT

●所有する様々な畑の最高のサンジョヴェーゼをブレンドするトップキュヴェ「カステッロ ディ ブローリオ キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ」

●クリュプロジェクトで誕生した単一畑キャンティクラシコ「コッレディラ キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ」

●キャンティクラシコ地区のテロワールが生んだ特別なメルロー「カザルフェッロ」

セット内容

カステッロ ディ ブローリオ キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ

ワイナリーが所有する240ヘクタールの畑から選りすぐりのサンジョヴェーゼを選び抜いてブレンドさせて造るリカーゾリの最高峰キャンティクラシコ。カベルネソーヴィニョンとプティヴェルドを少量ブレンドさせています。熟した赤系果実や甘いスパイスを思わせる香り。しっかりとした酸を感じるアタックに続き、ミネラルの旨味を伴った果実味が広がっていきます。美しいシャープな酸が印象的ながら、最後の最後まで素晴らしいバランスが保たれています。バリックとトノーで21ヶ月間熟成。深みのある力強いボディを持ちながらエレガントさを備えた、まさにグラン・ヴァンと呼ぶにふさわしい仕上がりです。

品種：サンジョヴェーゼ、アブルスコ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

コッレディラ キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ

キャンティを誕生させたペッティーノ リカーゾリ男爵の末裔フランチェスコ氏が240ヘクタールという広大なブドウ畑を土壌分析して、優れた特徴を持つ単一畑コッレディラから造るサンジョヴェーゼ100％の非常に優美なワインです。熟成はバリックとトノーで約18ヶ月間。果実や花の複雑で凝縮した香りの中に、バニラやカカオなどのニュアンスが感じられます。やわらかな果実味とエレガントな酸がきれいに調和し、なめらかなタンニンとともに口の中を広がっていきます。上品でふくよかな印象とともに、上品で涼やかな印象も。堂々とした骨格を持ちながらも優雅さにあふれる、素晴らしいキャンティクラシコ。

品種：サンジョヴェーゼ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

カザルフェッロ

カザルフェッロの単一畑で造られるメルローを厳選。トノーで18ヶ月間熟成。黒い果実やスパイシーなニュアンスのある香り。とてもまろやかで豊かな果実味を感じる上品な味わいで、タンニンもエレガントでバランスがとれています。余韻もとても長く続きます。さらに時間をおくとよりクリーンで洗練された印象へと変化していきます。メルロー100％ながら「キャンティクラシコエリアのテロワールワイン」という位置づけで表ラベルにメルローの表示はしていません。

品種：メルロー

産地：トスカーナ

タイプ：赤

キャンティクラシコの伝統地区ガイオーレ イン キャンティにあるブローリオ城を拠点に1000年に及ぶ歴史を持つリカーゾリ家。現在のキャンティワインの基礎となる造り方を築き上げ、イタリア王国の首相も務めた“鉄の男爵”ベッティーノ　リカーゾリは現オーナーの祖先です。

1990年代以降、現オーナーのフランチェスコ リカーゾリ男爵が改革に着手し、その品質は目を見張るほどに向上。そして、イタリア国内外のワインガイドで高い評価を獲得し続けています。

2000年にはブローリオの土地のミクロクリマ(そのエリアでの気候条件）に完璧に適したサンジョヴェーゼを造り上げ、フラッグシップである「キャンティ クラシコ カステッロ ディ ブローリオ」をリリース。リカーゾリの復活を成し遂げました。

フランチェスコ　リカーゾリ男爵が改革に着手して20年目を迎えた2013年にはそれまでに進めてきたプロジェクトの成果を発表。まず、ボルゲリ地区での新しいワンづくりへの挑戦として「ボルゲリロッソ」をリリース。そして、キャンティクラシコ地区で所有する250haの畑を土壌の特性ごとに分類。最適な品種を最適な土壌で育てたクリュワインとしてカステッロ ディ ブローリオ、カザルフェッロ、コッレディラの３つを完成させました。伝統あるキャンティの造り手として、またスーパートスカンと呼ばれるモダンなテイストのワインの造り手としてさらなる発展を続けているワイナリーです。