トスカーナの著名エノロジスト、カルロ フェッリーニが自社畑のブドウで手掛けるポデーレ ジオドが造る、甘くなめらかなタンニンと樽由来のバニラのニュアンスが楽しめる良年のみ生産のトップキュヴェです。2018年はワインアドヴォケイトで97点、ジェームズサックリングで96点を獲得しています！

サスティナブル栽培で健全なブドウのみ使用

モンタルチーノの南東エリア標高300mにある2.5haの畑の南東向き10%の傾斜の区画で、土壌は化石を多く含む石灰石土壌です。樹齢約20年でコルドン仕立て、植密度は6,600本/ha。収量5t/haです。サスティナブル栽培で健全なブドウのみ使用しています。ステンレスタンクで9日間発酵、20日間マセラシオンを施しています。熟成は、500L、700L、2500L 容量のオーク樽で約30ヶ月熟成させた後、コンクリート製タンクで熟成。さらに瓶内で18ヶ月熟成。

長い余韻を楽しめる極上の一本

黒いベリー系の香りに樽由来のバニラやスパイスのニュアンス。甘くなめらかなタンニンが口中に広がり、長い余韻を楽しめる極上の一本です。ぜひお試しください。

ワインガイド評価

『ワインアドヴォケイト』97点（2018ヴィンテージ）

ジオドのワイナリーは、森や壮大な景色に囲まれたアペラシオンの中でもかなり奥まった風光明媚な場所にある。2018 年ブルネッロディモンタルチーノは、この暖かなヴィンテージにふさわしい味わいへと発展していくことが期待できる。香りは熟していながらも繊細さが感じられ、カシスやダークチェリーのアロマに、ライラックやスミレ、砕いた石灰岩のニュアンスが漂う。よくまとまった存在感のあるタンニン。カルロフェリーニのブルネッロは、長期熟成が効く。飲み頃は2025-2040年。（2022年7月）

『ジェームズサックリング』96点（2018ヴィンテージ）

ブラックチェリーやスミレ、ラベンダー、オレンジの皮のアロマが香る。ミディアム～フルボディで、前述した香りが口中にも広がり、非常にきめ細やかなタンニンが全体に行き渡る。焦点の定まった生き生きとした味わい。重さを感じさせない後味。スケールの大きなジオドとは言えないものの、きれいで正確。今も美味しいが、2～3 年は待ったほうがよいだろう。飲み頃は2024以降。（2022年11月）

ポデーレ ジオドはトスカーナの著名なエノロジストであり、数多くのワイナリーで醸造コンサルタントを担っているカルロ フェリーニが、自社畑のブドウで手掛ける唯一のプロジェクトです。カルロは2002年にブルネッロ ディ モンタルチーノの南東（サンタンティモとサンタンジェロ イン コッレの間）の土地に約10haの森林と小麦畑だった区画を農家から購入、開墾してワイナリーを興しました。ファーストヴィンテージは2009年。ワイナリーの名前「GIODO」とは彼の両親の名前（Giovanna、Donatello）に由来しています。現在は、娘のビアンカと共にワイナリーを運営しています。