マルケのトップワイナリー「ヴェレノージ」が造るロッソピチェーノの最高峰「ロッジョ デル フィラーレ」！

ヴェレノージのフラッグシップ「ロッジョ デル フィラーレ」の2019年！ワインメーカーのフィリッポさん曰く「2019年はヴェレノージ史上最高の出来」になっています！ワインガイド各誌でも高評価を獲得し、総合得点ランキングで第4位に輝いています！

6大評価誌イタリア総合得点ランキング第4位！

「ロッジョ デル フィラーレ」は過去19年間で、なんと18度のトレビッキエリを獲得！2019ヴィンテージは、『ガンベロロッソ』最高賞トレビッキエリ、『ビベンダ』最高賞チンクエグラッポリ、『ヴェロネッリ』最高賞トレステッレオーロ、『ドクターワイン』97点、『ルカマローニ』97点など、多くの高評価を得ています！

さらには、イタリアワインガイドの中でも特に影響力のある6つの評価誌（※）の得点ランキングで、「ロッジョ デル フィラーレ2019」が赤ワイン部門で第4位に輝いています！

※『ガンベロロッソ』『ヴィタエ』『ビベンダ』『ドクターワイン』『ヴェロネッリ』『ルカマローニ』

2019年はヴェレノージ史上最高の出来

ロッソピチェーノDOCのエリアの中でも、特に高品質なエリアで栽培されたモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼをバリックで18ヶ月じっくりと熟成。深みのあるまろやかな味わいは長期熟成も楽しめるポテンシャルの高さを感じさせます。2019年のロッジョは、十分な雨と気温の上昇、湿度もあり気温差もバランスが良かったため、ワインメーカーのフィリッポさん曰く、ヴェレノージ史上最高の出来になっています。

赤い炎に包まれたブドウ畑をイメージした名前「ロッジョ」

2018年10月、オーナーのアンジェラヴェレノージさんにお話しを聞きました。

「ロッジョ デル フィラーレは樹齢約50年の単一畑から造っています。モンテプルチアーノが70％、サンジョヴェーゼが30％のブレンドです。生産本数は40000本です。年を重ねるごとに品質が向上しています。『ガンベロロッソ』や『ビベンダ』、『ヴェロネッリ』、『ルカマローニ』、そして『ワインスペクテイター』などで高い評価をいただいています。

ワインの名前のロッジョは、ジョヴァンニ パスコリという詩人の一節からとりました。太陽の光がブドウ樹の列に射し込んでいる。まるで真っ赤な炎に包まれたかのよう…という描写で、「roggio nel filare」と書かれています。ロッジョとは赤いという意味で炎のことを指しています。」

ロッソ ピチェーノの中のクリュ「スペリオーレ」地区の最高の畑のモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼの黄金ブレンド

ロッジョ デル フィラーレが素晴らしいそのわけは、ズバリ最高の条件の畑！ロッソ ピチェーノはマルケ州の広い範囲で造られますが、アブルッツォとの州境付近の限られたエリアだけが「スペリオーレ」の指定地区になっています。このエリアは、モンテプルチアーノとサンジョヴェーゼの2つのブドウに最適な土壌と言われ、ロッソピチェーノの中の「クリュ」と呼ばれているほどです。

そんな最高の条件を持つ畑には樹齢約50年のモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼが栽培されています。収穫は10月中旬の日射の強い時間帯を避けて、早朝もしくは夕方に手詰みで行います。そして、ステンレスタンクで発酵後、バリックで約2年間熟成させます。ブドウが持つ成分を十分に引き出し、かつまろやかな味わいを重視した醸造によって造られたこのワインは、イキイキとした深いルビー色を持ち、凝縮した果実とスパイシーなニュアンスのふんだんな香りを楽しむことができます。

厚みのある果実感、自然で力強いタンニン。フルボディーでまろやかなコクのある味わい。どっしりとした重みのある飲み心地ですが、全く疲れさせず、おだやかな気持ちにさせるワインです。現行ヴィンテージもちろんすぐに楽しめますが、長期熟成のポテンシャルを実感するなら数年寝かせてからもオススメです。

ヴェレノージは、アドリア海沿岸のほぼ中心に位置するマルケ州南部のアスコリ ピチェーノに1984年設立。小さいころから父親の自家用のワイン造りを手伝っていたエルコレ ヴェレノージ氏が、抑えきれない情熱とともにアンジェラ夫人と立ち上げたワイナリーです。当時二人は25歳と20歳。家族の支援もなく、9haの借り畑からワイン造りを始め、今では畑が約150ヘクタール、55ヶ国に輸出するにまで拡大しました。

『ガンベロロッソ』では「ロッソピチェーノの最良の生産者」とコメントされるなど、ヴェレノージのワインは国内外で高い評価を受けています。フラッグシップワインの「ロッジョ デル フィラーレ」が2001年ヴィンテージから連続してトレビッキエリを受賞、「ルディ」が『ルカマローニ』でTOP3に入る評価を受けるなど、名実ともに州を代表する造り手としてその名声を高めています。