伝統と格式あるアマローネの名門生産者トンマージが造る「レ フォルナーチ ルガーナ リゼルヴァ」です。ブドウはトゥルビアーナ種を100％使用。「レ フォルナーチ」はDOCルガーナのエリアにある"窯"を意味する畑名です。力強く優美なワインを生み出す３区画から、厳選したトゥルビアーナのみを使用。ルガーナの若々しくフレッシュな面をうまく引き出しつつ、一部フレンチオークで熟成することにより、複雑味とバランスのとれた味わいに仕立てられています。バニラなどのエレガントなニュアンス、風味豊かでリッチながらも、洗練された味わいが特徴的。最良のヴィンテージにのみ造られる、限定生産のルガーナ リゼルヴァです！

25％は500Lのフレンチオーク樽で18ヶ月熟成

温暖な気候と豊かな日照に恵まれたルガーナ地区ではブドウは完璧に成熟します。昼と夜の温度差はそれほど激しくないですが、ガルダ湖からは常に微風が吹いていますので、 ブドウは健全に成長することが出来ます。このワインはトゥルビアーナ100％使用。「レ フォルナーチ」畑の３区画からブドウを手摘みで収穫。ステンレスタンクにて10-12日間発酵。25％は500Lのフレンチオーク樽で、75％はステンレスタンクで18ヶ月熟成しています。

樽によるバニラやトーストしたナッツの非常にエレガントなニュアンス

非常に複雑ながらも調和のとれた香り。フレッシュさやミネラル感とともに熟したトロピカルフルーツや花、柑橘系の香りが感じられ、樽によるバニラやトーストしたナッツの非常にエレガントなニュアンスが楽しめます。風味豊かでリッチながらも、ミネラルや塩味が感じられ、グレープフルーツやドライマンゴーの洗練された味わいが特徴的です。繊細な蜂蜜の香りとバニラやクルミのエレガントな後味で、魅力的な余韻は長く続きます。お料理は淡水魚、パスタ料理、程よく熟成したチーズ、肉のメインディッシュと良く合います。

ルガーナワインのブドウ品種「トゥルビアーナ」

トゥルビアーナ種はアロマは比較的ニュートラルで、酸とミネラルが強いのが特徴。アルコールが高くなりすぎない品種なので、温暖化現象が進む中では貴重な品種です。トレッビアーノ ディ ソアーヴェやヴェルディッキオに似ているとされますが、トレッビアーノ トスカーノとは全く異なる品種。ルガーナは10％まで他の白ブドウを使用することを認めていて、少し前まではトゥルビアーナの酸を和らげ、 丸みを持たせるためにシャルドネをブレンドする生産者もいましたが、今はほとんどの生産者がトゥルビアーナ100％でルガーナを造っています。

トンマージは1902年創業。創設者ジャコモ バチスタ トンマージ氏が、ヴァルポリチェッラ クラシコの地に小さな畑を購入したのが始まりです。現在、215ヘクタールの自社畑を所有（ヴァルポリチェッラクラシコ地区に115ヘクタール、ヴェローナ地域に100ヘクタール）、生産されるワインは全て自社畑のものです。伝統的な方法を尊重しながら、ワイン造りを続けています。セラーはワイナリーの中心にあり、大きなスロヴェニアンオークはトンマージのスタイルの代表的な特徴です。アマローネの熟成に使用している、樹齢200年以上の樹から作られる「マグニフィカ」は世界一大きなカスクとしてギネスに認定されています。