サン ミケーレ アッピアーノ
イタリア屈指の生産者協同組合
1907年アルト アディジェに設立、約340軒のブドウ栽培農家を抱える協同組合です。ブドウの品質や量に応じてその都度買い上げ価格を設定。大量に造って安く売る協同組合が多い中、サン ミケーレ アッピアーノ社は独自のシステムを構築し、国内だけではなく世界的にとても高い評価を獲得。他の追随を許さない驚愕の高品質ワインを生み出しています。
高品質ワインを生み出せる4つの理由
(1)専門分野を受講して才能があり志が高い生産者が多い。
(2)特製の異なる様々な場所に畑があり、適した畑に適した品種を栽培できる。
(3)量より質が高いブドウを高く買いあげるので組合員の士気が高い。
(4)所有する380haという広大な畑から高品質なブドウを選ぶことが出来る。
『ガンベロロッソ』ワイナリー オブ ザ イヤーに選出
1977年ハンス テルツアー氏が醸造長に就任して以降、様々な改革を断行。2000年代に入りイタリアワイン専門誌ガンベロロッソ誌で「ワイナリー オブ ザ イヤー」に選出。スウエーデン、ノルウエー、フィンランド、インド、中国など世界中に輸出される協同組合になりました。
サンクトヴァレンティンシリーズは圧巻の一言
サンミケーレアッピアーノ社の中でも「サンクトヴァレンティンシリーズ」は優良な畑から高品質のブドウだけを選んで造るフラッグシップでアルトアディジェを代表するワインとして国内外で称賛されています。
イタリア屈指のビアンキスタ(白ワイン醸造家)、ハンス テルツァー氏
1977年サン ミケーレ アッピアーノに入社。同社を世界的ワイナリーに育て上げた立志伝中の醸造長。品質に対する意識がほとんど無かった時代に、契約農家を回りブドウの質の大切さを訴え続け、意識改革を断行。1997年「世界の優れたエノロゴの10人」に選出。2000年には『ガンベロロッソ』で年間最優秀ワイナリーを生産者協同組合としての初受賞に導きました。
世界中のワインに造詣が深く、好きなワインはジョセフ・フェルプスのインシグニア、ペンフォールズのグランジ、シャトー レオヴィル ラスカーズ、アルマンルソーのシャンベルタンだそうです。