ガヤ
トレビッキエリ獲得数No.1。バルバレスコを世界的に有名にした「バルバレスコの代名詞」にして、イタリア最高の生産者として世界に名を轟かす「イタリアワインの帝王」。
バローロと同じネッビオーロ100%から造られます。バローロに比べてやや知名度が落ちてしまうバルバレスコですが、イタリアワイン通のあいだでは「バローロ派」「バルバレスコ派」に分かれてその人気を二分しています。「ワインの王様」と呼ばれるバローロに対し、バルバレスコは「ワインの女王様」と言われることもあります。「力強くやさしい。ビロードのようななめらかさ。そして貴族的」と評されるその味わいは、美しく威厳のある女性(=女王様)を思わせます。
バルバレスコはピエモンテにある村の名前です。その名前の由来はバルバリ(=異民族、蛮族)から来ています。ローマ帝国時代、彼らにとっての異民族の人々が現在のドイツから侵入し、住みついたのがこの村だった、とされています。
ワインのバルバレスコが誕生したのは比較的最近で、ミラノ大学農学部を優秀な成績で卒業した農学士、カヴァッツァ博士がバルバレスコ カンティーナ組合(現在はプロデュットーリ デル バルバレスコに引継ぎ)を設立した1894年に今の形のバルバレスコが誕生しました。バルバレスコの土地に心底ほれ込んだ博士の功績なくしてバルバレスコの歴史は語れません。
そして、世界中にバルバレスコの名を有名にしたのはなんと言ってもアンジェロ ガヤ。ガヤなくしては現代のバルバレスコは語れないと言っても過言ではないでしょう。
バルバレスコのクリュについて
クリュ(cru)はフランス語ですがイタリアでも「その土地ならではの特徴を持つワインを生む畑(ゾーン)」という意味として普通に使われています。 バルバレスコにもたくさんのクリュが存在します。「モンテステファノ」「アジリ」「ラバヤ」「パイエ」などが有名です。
トレビッキエリ獲得数No.1。バルバレスコを世界的に有名にした「バルバレスコの代名詞」にして、イタリア最高の生産者として世界に名を轟かす「イタリアワインの帝王」。
二大巨頭として、ガヤと並び称される生産者。生真面目で確固たるスタイルを持ったワインは、「バローロのロマネ・コンティ」、「イタリア5大シャトーの1柱」として世界中から称賛されています。
1858年、イタリア建国の父ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の息子エマヌエーレ・アルベルト-ミラフィオーレ伯爵によって創設されたワイナリー。ピエモンテNo.1の所有面積を誇る代表的造り手。
1881年、ピエモンテのワインが持つ偉大な可能性を最も早く見出した生産者の一人、チェーザレ・ピオによって設立。5世代にわたって伝統的なピエモンテ・ワインを造り続けています。
1939年創業。銘醸地最高の造り手のひとつとして世界に名声を博すチェレット社。畑ごとに醸造所をおくという、テロワールに極限までにこだわる造り手。
1923年にアルフレッド・プルノットよって設立。瞬く間に有名になり世界中にその名を知られる造り手。現在はトスカーナの名門アンティノリが運営が引き継ぎ、さらなる品質の向上を目指しています。
18世紀創立。歴史ある家族経営のワイナリーで、1857年ロンドンで金メダルを獲得した記録が残っているほど。現在は、4兄弟によって長年の伝統と近代的な技術を上手く取り入れたワイン造りがされています。
5世代に渡り150年以上、当時と変わらない伝統製法を貫く造り手。「ネッビオーロ本来の味わい、長期熟成」に拘り、物によっては10年以上蔵で寝かせてからリリースするという徹底ぶり。
ガヤに次ぐトレビッキエリ獲得数。クリュの特徴を見事に表現する偉大な造り手。バルバレスコだけでなく、バローロやバルベーラ、モスカートでも素晴らしいワインを造り出しています。
もっとも注目されている若手生産者で、モダン・バルバレスコの旗手と呼ぶべき存在。香りを嗅ぎ分ける能力は特に有名で、「トリュフ犬」と呼ばれるほどの嗅覚の持ち主。
80年代中頃よりモダンスタイルに転換し、大きな成功を収めます。優れた畑から造り出されるクリュ・バルバレスコは、絶大な評価を得ています。小規模な生産者の中で代表格の生産者。
1975年設立の家族経営の造り手。ブルゴーニュのテロワールの概念とバリックに影響を受け大樽から切り替えます。現在、テロワールの異なる4つのクリュから偉大なバルバレスコを造っています。
バルバレスコ村で30年前から何も変わらない醸造方法を実践する伝統派。その優れたコストパフォーマンスは、『ガンベロロッソ』誌が「他の造り手とはその価格の考え方が明確に違う」と絶賛するほど。
「ワイン最高峰の協同組合」と絶賛されるバルバレスコの生産者協同組合。「低価格で偉大なワインを造る」ワイナリーとして、その名を世界中に知られています。
40の生産者によって設立されたバローロの協同組合。組合ならではの利点を生かし、良い畑、良いワインだけを選んで瓶詰め。バルバレスコでも、その優れたコストパフォーマンスを評価されています。
地元協会のバローロ最優秀賞「セレツィオーネ・カヴァリエーレ」に輝いたトップクラスの造り手ながら、低価格での供給を続ける気鋭のワイナリー。
1871年創立の歴史あるワイナリー。伝統的な大樽熟成で、モンフォルテ・ダルバ、バローロ村、ノヴェッロ村、バルバレスコ村、それぞれのテロワールの特性を活かしたワイン造りを行っています。
「熟成させて楽しむバルバレスコ」をポリシーに、10年以上熟成させたバルバレスコを驚くほど低価格でリリース。ネッビオーロの偉大な熟成感を低価格で楽しむことができます。